予想外の展開

父の知人の方がご自分で発行されているMLにて、父の写真集をご紹介下さった。父から転送されてきたそのメールを拝見し、吃驚。何と、20071210のニキも一緒に紹介されている…。そのMLの読者は数百人?とか。うわ〜、ハズカシイ。赤面モノ。

ちなみに基本的にコドモのサイトは見ない主義の父は、そのメールを読んで、私が紹介したことを初めて知ったとのこと。ちなみに兄も自サイトの掲示板で紹介している模様。

余談。あのニキを書くときに、"すごい"という感想はあまりにも陳腐だなぁと我ながら思った。だけど、1枚1枚の写真に対する感想ならいざ知らず、写真集全体に対する感想だと、どうしてもそのコトバしか思いつかなかったのだ。

よく"自分は、芸術は分からないから…"と言う方がいる。私も随分以前にはそんな風に思ってきた。だけど確か最初に父と写真展を見に行った10代後半の折に、父から"芸術は好きか嫌いかだけでいいんだ"と教えてもらった。その一言で、自分にとっての写真や芸術の敷居は、グーンと下がり、とても身近なモノになったような気がする。

スウェーデンに留学中に感じたことだけど、日本では"芸術"が良くも悪しくも別格視されているように感じる。スウェーデンの一般家庭を見ていると、ごく自然に絵画や骨董品が住まいの一部に位置づいている。留学中に知り合った各国の同級生たちの話を聞いていても、もう少し身近な存在だったように思う。

数年後、ポコンたんがもう少し大きくなったら、また父と写真展を見に行かれるだろうか。それとも父とポコンたんとで写真展に行くこともあるかな。是非ポコンたんにも写真を見る楽しみを知って欲しいなと願っている。