帰省:初日

相方氏の夏休みに合わせて、数日間の休みを確保。例年のとおり、相方氏の実家に帰省する予定だった本日の早朝。ドン!!と突き上げる震動に続いて、グラグラグラ〜と続く横揺れ。全く起きる気配のないポコンたんの上に布団を被せながら、いよいよ東海道大地震が来たかと覚悟してしまった。子どもがいると、地震や大事故はめちゃくちゃ恐い。

ニュースをつけたら、東海道新幹線が始発から停止していたり、東名高速が通行不可になっていたり。被災された方はさぞ大変な思いをされていることでしょう…。特に小さいお子さんやお年寄りがいるご家庭はどんなに不自由かと。

我が家はまさしく東海道新幹線に乗る予定なので、ずっとニュースを見ながら本来なら家を出る時間になっても、ヘルプに来てくれた実家母と相方氏と三人でどうするかを検討。ポコンたんだけは"早く新幹線に乗りたい!!"と要求するので、とりあえず今日は行かれない選択肢も覚悟のうえで、東京駅に向かう。最寄駅で駅員さんに尋ねたところ、新幹線がちょうど運転再開したところだった。

そんなこんなで東京駅に到着したら、ほぼ2時間遅れで順次運行中とのこと。ランダムで運休の便もあり、掲示が分散していて非常にわかりづらい。食事をしたり、書店でポコンたんに絵本を買ったり、とにもかくにも2時間をなんとか潰す。3歳半になると状況理解能力が格段にあがるので、非常に助かった。ポコンたんいわく"新幹線、まだこないのー。新幹線さんも疲れているんじゃない?"

やっと新幹線の席に乗り込んだときには、ほっと一安心。と思ったのもつかの間、列車の便が詰まっているため、ほぼ半分の速度で運行。余震のために停止することもあったり、結局東京駅〜京都駅で4時間以上かかって、ようやく到着。ポコンたんが限界寸前だったので、助かった。

京都駅で在来線特急に乗り換え。予約した列車には当然乗れなかったけれど、運よくちょうどよい時間の自由席に座れて幸運だった。特急の終点駅に義父に迎えてきていただき、感謝。朝はおじーちゃんに会うのを楽しみにしていたポコンたんは、疲れ果ててしまったために、最初はギクシャク。でもしばらくすると、"おじーちゃん、おじーちゃん"と親チームをそっちのけ状態に(笑)

普段は6時間の道のりを、最終的には11時間かけて相方氏実家に到着。何はともあれ無事に到着できたので、良かった。