我が家のお雛様

去年も書いたけど、そもそもポコンたんのお雛様は私自身の1歳の誕生日前に両親が買ってくれた可愛い陶器製の小さな五段のものだった。それは両親もとても気に入っていて、私も大好きだった。なのでポコンたんに譲って、また毎年飾れることになり幸せだった。ところがその大切なお雛様を、数年前の我が家の建替の際に仮暮らし先に持参して壊れるといけないからと、実家に置いたのが裏目に出て、引越しから戻ってきたときには行方不明になってしまった(涙)

そのお雛様の印象があまりに強すぎるのと、絶対いつかは出てくると確信しているので、毎年この時期になるとポコンたんのお雛様を探すものの、コレ!!というのには巡り会うことがなかった。

ところが今年、モルモルがとあるお店にて写真のお雛様を見つけてくれて、モルファルとともにプレゼントしてくれた。ちょうどイメージしていたのに近いので、私も一目でとてもとても気に入った。ようやくポコンたんにお雛様を用意してあげられた。

お雛様というのは娘に引き継ぐものではなく、本来は一代限りのものらしい。私のお雛様は、このまま引き継がれてはたまらないと、自ら隠れてしまったのかもしれない。ちゃんとポコンたんには新しいお雛様が来たので、安心して出てきてくださいな。出てきてくれたら、一緒に並んで飾るつもり。