サニスケと歯医者

しばらく前にサニスケが下の前歯の根っこあたりが痛いと言い始めて、おそらく生え変わりの永久歯が出てきているのだろうなと思いつつ、何かあるとイヤなので歯医者で診察を受けたところ、予想どおり永久歯の頭が乳歯の根っこに触れていることが判明。”永久歯が目視できるほどになっても乳歯が抜けなければ再度きてください”と言われていたところ、昨夜になって本人から”小さい歯が出てきた”と申告があり、確かに目視できる状態になっていた。

ちょうど今日の夕方にムスメの歯医者通院(ついに初虫歯…)の予約をとっていたので、同時予約にして二人を歯医者に連れて行った。サニスケの生え変わりについては、今顔を出している位置に永久歯が生えても支障はないことと、乳歯がまだあまりグラグラしていないので抜歯は難しいことから、”自分で触ってグラグラにするようにね”とのことで、こちらはあっさり済んだ。

診察ついでにクリーニングとフッ素塗布をしてもらうことになったのだけど、サニスケというより幼児対応の超絶上手な歯科衛生士さんではなく、先生が直接対応してくれたこともあり、クリーニングの時点でサニスケ崩壊(先生の名誉のために補足すると、先生自身も幼児対応はそれなりに上手。ただ普段の歯科衛生士さんが思わず尊敬してしまうほど格別に上手)。4分の1を残したところで、泣いて泣いてぐずぐずになってしまい、なだめても叱っても、絵本をご褒美にしても、回復せず。最終的に”6歳なのだから、おうちではいいけど、外ではそういう風に泣くのはやめなさい”という一言が効いて、泣きやみはしたものの結局”今日はムリ…”ということになり、再度通院することになってしまった。久しぶりに大荒れサニスケ対応してハハはぐったり…。

ちなみに自宅の場合は、ムスメでもサニスケでも、”手に負えない”モードに入ったときは原則放っておく。嵐の最中になだめようとしてもこちらが消耗するだけだし、しばらく大荒れの感情を発散すると自分たちで気持ちを立て直して、へ?嵐は一体どこに?という状態に戻るので、だったらもう10歳と6歳でもあり、時間薬に任せてもよいだろうと思っている。面白いと思うのは、ムスメは復旧時に”マーマーきーてー”だのハグだのなんだの甘えてくることが多々あるのだけど、サニスケは自動的に再起動すると勝手にレゴ等で遊び始めることが多い。一見強いのはムスメだけど、おそらくサニスケが我が家で一番タフなのかもしれない。