長女と美容院

2022年4月20日(水)

仕事は休み。午前中はオフにして、午後は早帰りだったサニスケと過ごす。

新型コロナ予防接種3回目の副反応から復活した長女は、学校帰りに美容院に寄りいわゆる“全頭染め“をして帰宅。学校には校則がなく完全に自由なので寄り道も髪染めも問題なし。

本人が保育園時代からお世話になっている美容師さんなので、品良くお洒落に仕上げてくださり感謝。

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ひょんなことから本人が美容師(女性)さんに今日は長時間になるからと気を遣ってチョコレートを差し入れたことを知り、軽く注意した。すると長女はむくれてしまった。長女とその美容師さんとの遠縁のお姉さんのような関係から言えば許容しても良いのかもしれないけれど、それはまだ自分で稼いでいない学生がすべき行為ではないとわたしは思う。

これは特にわたし自身が公私混同を絶対的な禁止事項としているためかもしれないけれど、個人的にこういう関係性が混線する行為を是としない。先方はプロの仕事としてサービスを提供してくれているのであり、こちらは客として対価を支払う。仕事内容が面倒だったり長時間であればそれは対価に乗せられているのだ(だから美容院はロングとショートで価格が異なる)。

…ま、しかしこれは大人だからわかる“感覚“で、例えば同じ内容でわたしが高校時代に母から注意されたとしても理解できなかっただろうと思う。素敵なカラーになって元気いっぱい満開のお花のようだった長女が一瞬でしゅんとしおれてしまった様子を見て、また余計なことを言ったのかなぁと悶々と考えてしまう母であった。