【書籍】研修デザインハンドブック

2024年3月1日(金)

年度末月間の始まり。

今月は複数の研修の講師を担当することになっている。研修はどうしても一過性のその場限りになりがちなので、どうすればその後の業務で定着してもらえる研修をできるのだろうかと、研修の構築について調べていて、一冊の本を読み始めた。“研修デザインハンドブック“というこの書籍を通じて、「インストラクショナルデザイン」という概念に出逢い、目から鱗をボロボロ落としている。

まだざーっと読んで全体像を把握している段階だけど、現時点での理解では 1.全ての研修には目的がある 2.研修の目的は学びを「実践」してもらうことである 3.そのためには主体的な学びの姿勢が重要である 4.そのような研修にするための構築の手法 が「インストラクショナルデザイン」である

一般的な研修の構成は、まず講師の自己紹介→講義→ワーク→解説→まとめ→アンケートや報告書の作成、という感じだけど、この構成の何がNGで、どう改善すればよいのか、が本書には具体的に書いてある。ワークをすれば主体性が生まれるわけではないことも、その改善方法も明記されている。めちゃ面白い。

もうひとつ、研修はそれだけで完結するものではなく、あくまでプロセスの一過程であるということ。とてもとても興味深く、もやもやしていたものがここにあった!という感覚。このテーマは組織開発の領域に含まれるのだろうけど、面白いし、奥が深い。

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夕食は、モルモルから煮物の差入れをいただいたので、あとは金目鯛の煮付けをあたためて、長男作成のお味噌汁。パ◯システムの魚料理は我が家では定評あり。和食はヘルシーで、気持ちが落ち着く。

 

↓Kindleで購入。Kindleは読みやすいけど参照しにくいので、紙の書籍も購入しようか迷い中。

研修デザインハンドブック

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