年末調整

去年までは書類に記入して提出するだけの側だったのだけど、今年から集められた書類を処理する側になった。慣れない作業で神経が疲れるけれど、新しい知識を身に付けられるのは楽しい。

年末調整も給与計算も色々細かい数字の限度や基準が算定されており、それらの数字はどのような根拠に基づいているのか、非常に気になる。例えば、何故"特別な寡婦"は年収500万以下なのか。その500万円という数字はどこからきているのか。大体種々様々な控除額は、どのような根拠をもって算出されているのか。給与の通勤手当は2km以内だと全額課税になるのだけど、その2kmという数字はどこからきているのだろう?

そういう数字の根拠がわかると、おそらく日本の社会保険制度や税制等の歴史と仕組みがわかるような気がするけど、"年末調整の手引き"にも給与計算の参考文献にも数字の根拠までは書いていないのが残念。