サニスケと卒園式

今日はサニスケの卒園式だった。年長児クラスでインフルエンザが大流行しており、一時は開催が危ぶまれたほどだったけれど、園舎とは会場が異なることから、”当日の朝に解熱していれば参加許可”という園医判断の特例措置が出されて、無事に全員参加することができた。

十分な練習ができなかったにもかかわらず、入場も合唱も証書授与も記念品授与も退場も見事にやり遂げたサニスケたち卒園児たちの姿に成長を感じることができた。途中でくしゃみや鼻水が出る子どもたちに近くの保護者が世話をしたり、厳かななかにもアットホームな雰囲気があり、とてもよい卒園式だった。

一旦帰宅後に近くのコミュンティホールで開催された謝恩会では、ママチーム・パパチームそれぞれ有志による演し物や、保育園での生活と子どもたちの成長を振り返る想い出フィルム、担任の先生方への感謝の言葉と寄せ書きの贈呈、子どもたちから合唱のプレゼント、そして先生方からの送る言葉等、笑いあり涙ありのとても和やかでよい時間を過ごすことができた。

卒園式はもっと号泣するかと思ったのだけど、成長を喜ぶ気持ちの方が大きくて、予想よりは涙はでなかった。ただ去年12月の発表会で年長組が歌い、その後も折に触れて合唱する曲に”みんなともだち”という歌があり、この歌詞を聞くと保育園の6年間が走馬灯のように脳裏によみがえるので、必ず泣いてしまうおかんなのだった(苦笑)

振り返れば2006年1月20日に初めて見学に行き、”この園だったら安心して預けられる”と思ったのが最初の出会いで、以来11年間文字通りずーっと通い続けた保育園。仕事に追われ続けてあまりよい母親ではないと自負しているけれど、その分保育園の先生や大勢の方々に慈しみ育ててもらった我が家の子どもたち。小学校5年生になっても保育園時代のお友だちが一番の仲良しのムスメをみていると、本当によい保育園で乳幼児期を過ごすことができたと心から感謝している。

卒園式は終えたものの、3月31日までは保育園に通い続けるので、残りわずかな保育園生活を親子で大切に過ごしたい。