長男と進展

2023年8月10日(木)

今日は仕事。お昼前に携帯電話に病院から着信あり、出させてもらう。次の展開の予定が決まった。不安になろうと思えばいくらでもなれるけど、それは無意味なので、現実にすべきことをひとつひとつ進めることに集中する。

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最近、医療技術の進歩に深く感謝してるのだけど、今日の電話でもそんな会話があった。

医師 "検査は全身麻酔が推奨されます。自分はご本人とあってないので分からないのですが…"

わたし "動くなといえば動かないでいることは可能です。ただ先生方のご判断にお任せします"

医師 "検査中に動く方が危険なので、眠っちゃう方がご本人が楽だと思います。そうすると麻酔科の受診が必要なので〜"

眠っちゃう方が楽、という表現に吹き出しそうになった。わたしが入院した20年以上前は全身麻酔はもう少し大事だったけど、麻酔の技術もうーんと進歩して全身麻酔は当然の措置になったのだなあと実感した。

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7月のある夜、マンゴーに誘われて子どもたちと実家に行った夜。長男が珍しく色々話してくれて、そのなかのひとつのエピソードにひっかかり、調べたところある疾病の典型症状だと気がついた。

その後7月中旬に受診した最初の病院ではわからず、紹介状をいただくも紹介先の病院の予約電話がつながらず。この時点で先に検査だけ受けさせたいと内心で考えるに至る。たまたま自分の通院日があり、自分の主治医に相談。初診後に検査になるので予約は先になると言われる。ただ主治医からわたしが受けさせたいと思った検査を早めに受けられる病院があれば先にそちらを受診を(データ持参の方が早い)と言われ、事前に調べておいたその検査を専門とする近隣のクリニックを7月下旬に受診し、診断を受ける。8月に入り紹介を受けた専門外来を受診し、今日の連絡を受けて来週検査入院の予定。

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振り返ると最初のマンゴーの夜から約1ヶ月でここまで進展できたのは最速ではなかろうか。早期発見できたため、予防的措置を行えば、その後は経過観察だけで何の制約もなく過ごせる可能性が高い。ほんとうに幸運だった。

あのときマンゴーに誘ってくれた母と、あの夜その話をしてくれた長男本人に、わたしは生涯感謝する。