親として出来ること

本人と方向性の確認をできたので、もし、や たられば、ではなく、現実的に親にできることをいくつか実行した。

まず昨日、担任の先生と電話で相談。 今日からの学年末テストは欠席になっても素点で成績は出してもらえること、少なくとも高校進学は確約されていることを確認。“根は真面目なので、本人も学校に行きたい気持ちはあって、勉強もしなくてはいけないとわかっていて、大人はわかっているならやればいいのにともどかしく思うのですが、本人の気持ちを尊重します“と話すと、“それは自分もそう思います“と大人同士で苦笑し合う。その後、先生から本人宛に気遣ってくださるメッセージが届き、しんどい時期に理解のある先生に担任を持ってもらえてよかったなと思った。

 学校関係は、他にカウンセリングルームに連絡をしておくつもり。正直カウンセリングの手法は承知しているので直接的に頼ることはないと思うけど、学校と複数の線を繋げておくことに意味がある。

学校、習い事、祖父母、それにわたし。長女を中心にエコマップが描けそうな気が。

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今日から学年末テスト。本人も行く気持ちでいたところ、メンタルではなく身体的不調により、初日欠席となった。たまたまわたしが休みだったので、半ば強引に病院に連れて行く。その身体的不調については、以前に一度受診したことがあるのだけど、その際には先生がイマイチで効果を感じないまま、受診を中断してしまった。今回の先生は本人のつらさを理解してくれた上で現実的な対応策を提案してくれたので、大変に有り難い。今回の先生が提案してくれて、本人が選択した対応策が効果を発揮してくれると良いなと願っている。

…今日の検査で内心で危惧していた疾病ではないことが確認できてホッとしたのだけど、もっと平易な課題を指摘されて盲点を突かれた気持ちだった。本人は多分常態でピンときていない様子だったけど、いやいや、それ重要だから。

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病院の長い待ち時間に色々話すことができたので、4月までの作戦を考える。長女はいきなり遠い難題を考えて自分には無理だとめげてしまう傾向があるので、“よちよち歩きの赤ちゃんがエベレストにのぼる計画立ててもそれは無理じゃない?“と話す。メンタルがきついときはあえて視野を狭くすることが有効なのは経験則。まずは目の前の手が届くことからスモールステップで積み上げていこう。

その第一歩は、規則正しい生活を取り戻すこと。早寝、早起き、バランスの取れた食生活、そして適度な運動。まずは基本中の基本から、仕切り直そう。親に出来ることをひとつずつ。