長男と検査入院:day2

2023年8月17日(木)

仕事は休み。長男によく眠れたかと聞いたところ、うんと返信あり、ホッとする。「早めに行く方がよい?ひとりの時間があった方がよい?」と確認したら、「後者」との返答なので、看護師さんに指定された時間に間に合うように行く。病院が近いので、家を出るギリギリまでソファでやすむ。

病室の長男は、昨日より格段に慣れた様子でくつろいでいた。今日は入院目的の検査があるので、朝から飲食禁止。"もう水も飲めないんだよ"と開口一番。前開きのパジャマがあれば私物でよかったようなのだけど、あいにく長男はパジャマというものを着ない(常にTシャツ)ので、術着をお借りする。次回までに用意しておかねば。脱水予防の点滴がはいっているので、着替えに看護師さんが来てくれたのだけど、「脱健着患といって、脱ぐときは元気な手から着る時は点滴や怪我してる手から着替えるのだよー」などと話していたので、「お母さん看護師さんですか?」と看護師さんに言われてしまう。「いいえー。自分が何度も入院してるので」とお答えする。

あらためて今回、医療処置や病院という場所の機能性に自分は興味があることを自覚して、やはり医療職につけばよかったかななどと思ったり。

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看護師さんが迎えにきて、12時50分にベッドごと移動。病棟のエレベーターまで同行し、本人と握手して見送り。なおエレベーターは一般用4基とは別に業務・スタッフ用が4基ある。専用エレベーター自体は他の病院も当然だけど、この病院の建物はとてもよく考えられていて、スタッフも動線がよいだろうなと思う。

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病室で待っていると、家族用PHSを渡してくれたので移動可能な範囲を看護師さんに確認して病棟を出る。お腹はさっぱり空かないけど院内のコンビニで調達して、面会家族の飲食コーナーで食べる。味なんか全くしない。どうか無事に終わりますように、とそれだけ。

病室に戻り、思考を飛ばすためにTVerで話題のドラマ"VIVANT"をみる。

14時50分に終わりました、いまから戻ってきます、と看護師さんが教えてくれてPHSを返却。14時55分ベッドに眠ったまま、本人帰室。まだ酸素マスクをしていたけど、顔をみたらホッとして涙出た。ちょうど1時間後の16時に目覚める。"おかえり。終わったよ。よく頑張りました"と声をかけると、"あ、終わったのか"としっかりしている。その後しばらくうつらうつらして、17時頃にはっきり覚醒。まだ動いてはいけないので、youtubeをみて紛らわせる。18時水分摂取の許可が出て、看護師さんが麦茶を持ってきてくれる。夕食も横になったままなら食べてよい、とのことで、おお、幼児期以来の食事介助!と支度をしていたら、予定より早く先生がきて処置をしてくださり、動いてよい許可が下りる。夕食も自分で食べて、完全に復活。

面会終了時刻前に、英語レッスンを終えた長女を迎えたオット氏が二人でお見舞い。二人のお見舞いは一瞬で終えてしまったので、一緒に帰宅。