2025年11月22日(土)
今日は大学院のイベント(外部公開もしてるけど事実上の学内イベント)の当日。春に院生スタッフのまとめ役として教授から指名されて、仕事と家事と課題の隙間時間をぬって準備を進めてきた。
長男が起きる前に(食卓に簡単に朝食の用意してから)出発。昨夜も授業があり、その後に最後の準備をしていたので、寝不足の極み。暖かい教室で座ったら意識が飛ぶのは確実だったので、ずっと立ち続けていた。
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スタッフ業務に加えて、自分の発表を行なった。我ながら阿保だなぁとは思うし何度もやめておけばよかったとはよぎったけど、ここで年一回の発表くらいできないならばこの先研究活動は続けていかれないと自分を奮い立たせて、細い蜘蛛の糸にしがみつく気持ちで取り組んだ。もともとは別のテーマで予定していたのだけど、イベントの性格上、実務に基づくテーマの方がよさそうだなと直前で変更して用意した。これが割と好評で、以前に授業を受けたことのある教授から外部の学会で発表したら、と言っていただけたのはとても嬉しかった。
前夜の練習の甲斐あって、時間ピッタリに発表を終えることができて、「ご清聴ありがとうございました」と言い終えた瞬間に発表時間終了の鈴が鳴り、これも評価された(他のひとは大体時間をオーバーしていた)。
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仕事と家庭と課題に加えての事務局業務で時間のやりくりには苦労したけど、院生仲間と課外活動できたのは楽しかった。しかもそれぞれに「長」がつく立場の社会人なので、業務分担がとてもスムーズでその点ではストレスがなかった。ただ大学院教務と教授陣と院生スタッフの役割分担が不明確で、業務分担が明確でない組織の働きにくさを身をもって痛感してしまった。とはいえ苦労の甲斐あって懇親会も含めて和やかに盛況に終えたので、兎にも角にも安堵し肩の荷がひとつ降りた一日だった。