サニスケと記念日

今日はサニスケの10回目の記念日だった。

去年は香港で、この日の朝を迎えた。今年も自宅から離れた場所で、今朝を迎えた。日付が変わったときに、ムスメが”○○、10歳おめでとう”と言ってくれて、サニスケが”○○という呼び名はイヤだけど、おめでとうは嬉しい”と応じていたのを眠りに落ちる寸前に聞きながら、サニスケをハグして”おめでとう”を伝えた。ふわふわと幸せな夜だった。

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サニーくん、お誕生日おめでとう。お母さんの子どもになってくれて、ありがとう。あなたとポコンたんは、お母さんの大切な、大切な、大切な宝物です。

 

fuchikoma.hatenablog.com

再出発の8月

子どもたちにも気分転換が必要な様子で、自分自身もあまりに煮詰まったので、子どもたちと三人で近場で一泊した。普段とは異なる景色を見るだけで、リセットされる。”しなくてはいけないこと”に追われない時間に自分を取り戻す。そして久しぶりに自分が”笑っている”ことに気がついた。

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激動の時期に、たくさん思索した。そのひとつとして、子どもたちが誕生して以来、あまりに自分がいっぱいいっぱい過ぎて、その時々の自分なりには精一杯やってきたけど、それでは足りなかったのだなと足元から崩れ落ちる思いに襲われている。サニスケは二人目だから、少しマシに"母親"をできていたように思うけど、それでもまだ足りていない。絶対量が足りていないのではなく、充分に伝わっていない。伝えられていない。伝わるように接してない。その余裕がない日々が多すぎる。それが子どもたちがいま現在それぞれに抱えている”つらさ”を生み出す最大の原因になっている。そのことに思い至り、頭を殴られた。

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働く母親になって約15年間。何度も何度も仕事を続けてよいのか、辞めようか、迷ったことがある。数ヶ月前、長女の学校が休校になりひとりで自宅でオンライン授業になったとき、そのつらさを誰よりも知っているので、自分の仕事が在宅ワークにできないことを不甲斐なく感じたし、この夏休みもまたひとりになる長女を思うと、仕事休めればよいのにな、とも思う。サニスケが学校から帰宅したとき、メモではなく、おかえり!と迎えてあげられればよいのにと思う。ただ仕事を辞める/変えるという選択肢は、現実的ではなく、子どもたちの希望を叶える経済力を維持する意味でも、自分自身の人生のためにも、その選択肢はない。

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ただこのままではいけない。

過去はやり直せないけど、いまこの瞬間から自分の行動を変えることはできる。伝わっていないなら、伝わるように伝えよう。言葉で、態度で、行動で、伝えよう。

 そしてそのために必要なことは、自分のなかに”笑える”余裕を取り戻さなくてはいけない。子どもたちのため、そして自分のために、再出発の8月。

土曜出勤

今日は土曜出勤なので、家族の昼食を用意して職場へ。

土曜出勤の日には書類を片付けると決めているので、ガシガシとデスク周辺の紙を廃棄。

サニスケは午前中は夏期講習、午後は英語の二本立て。ムスメも午後は英語。先生の都合で、当面は代理の先生なので勝手が違う様子。ふたりとも頑張っている。

7月の終わり

7月もあと小一時間で終わり。子どもたちはそれぞれに今日の終業式を迎え、明日からムスメは約1ヶ月、サニスケは2週間の短縮された夏休みが始まる。梅雨明けもまだだけど、明日からは8月。

7月は公私とも次々と出来事があり、ジェットコースターのように目まぐるしく過ぎていった。今日の午前中はサニスケの塾の面談があった。塾の先生は予想以上にサニスケのことを理解してくれていて、心強く、ホッとした。午後はムスメと久しぶりにじっくりと話をすることができて、夕食は家族全員で談笑しながら外食をして、よい一日を過ごすことができた。男性チームの心境はわからないけど、少なくともムスメとわたしはほんの少し気持ちを軽くして、8月を迎えられることが何より嬉しい。

…とここまで書いて下書き保存して、日付が変わる頃、またムスメの心の扉は閉まってしまった。悲しいけど、仕方ない。子どもたちが笑っていれば、わたしも心が軽くなり、子どもたちの態度で、わたしの心の中は一喜一憂する(なるべく表には出さないように、振り回されないように心がけてはいるけれど)。わたしはまるでムスメに片思いしているような気がする。

7月の野望の進捗状況。

1.全ての基本は健康の維持

指標はふたつ。第一の指標は24時前就寝で、7月は2日間のみ実現。第二の指標は、Apple Watchのアクティビティの3つのリングを閉じること。月5日間が目標だけど2日間のみ達成。この数ヶ月全滅続きだったことを思うと、進歩だ。

2.人生を楽しむ

指標はみっつ。ひとつは読書。ふたつは映画。みっつめが月1回のリフレッシュタイム。読書は細々と継続中。映画は充実。サニスケとワイルド・スピード・シリーズ各作品を相変わらず繰り返し見た。”天気の子””カリオストロの城”なども見たり。月1回のリフレッシュタイムも実現。

3.家庭、仕事、個人の3つの領域のバランスをとる

家庭の指標は、子どもたちと様々な体験をすること。サニスケとは夜の勉強後の映画鑑賞、ムスメとはカフェタイムを再開し、買い物にも行き、今日の午後に話せたことが一番大きかった。仕事の指標は、OmniFocusの運用を止めないこと。個人の指標は、一時停止していた目標に向けた具体的な行動を実行できるかどうかで、ウォーミングアップ開始して、方針がそろそろ見えてきたような。

今月の読了本

在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活

在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活

  • 作者:荒木 優太
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: Kindle版
 

 サニスケと見た映画の一部

ルパン三世 カリオストロの城

ルパン三世 カリオストロの城

  • 発売日: 2017/04/28
  • メディア: Prime Video
 
天気の子

天気の子

  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: Prime Video
 

 

子どもたちと4連休:初日

今日から世間は4連休。オリンピックはもともと興味なしだけど、本来なら子どもたちは夏休み開始だったのだなぁと思うと、複雑な心境になる。ムスメは8月は夏休みとなったけど、サニスケは2週間に短縮されたので休校期間中に(家庭内で)比較的自由に過ごさせていたことは、正解だったと思っている。

連休初日の今日は仕事だったので、家族の昼食を用意して出勤。サニスケは夏期講習2日目で、ほぼ同時に家を出た。今年の夏期講習は各塾ともに変則的だけど、それなりに配慮された日程になっているので、復習はやりやすいかなと思っている(復習できるかどうかは本人次第だけど、現塾の夏期講習は一学期の総復習なのでここで休校期間の理解不足を取り戻せるかどうかが、後期にステップアップできるかどうかの要)。

ムスメは、今日は学校のお友だちと約束しているとのことで外出。こうやって中学生らしい楽しい活動を聞くと、とても嬉しい。帰宅後は、数ヶ月ぶりに元気いっぱいの様子で、夕食も一緒に食卓を囲み、たくさんたくさんおしゃべりをしてくれたので、とても嬉しく心底ホッとした。定期的に友だちと楽しい時間を過ごす機会をつくってほしい。

サニスケと校外学習

今日は、学校の校外学習で地元の小川に出かけたサニスケたち。7月の上旬に予定されていた当初の日程が雨天で延期になり、今日はかろうじて実行できたらしい。

就寝前に”歩いたから足が疲れた…”とつぶやくサニスケに、勉強も大切だけど体力をつけるための取り組みをしなくてはいけないと大いに反省した母であった。

おまけ。今日は以前から準備を進めてきた案件の実質的なキックオフ。急ではあったけれど、やはり行って正解だった。

 

↓昨夜と今夜の映画タイム鑑賞作品。数え切れないほど繰り返し観ているのだけど、毎回楽しめるのがすごい作品。 

ワイルド・スピード MEGA MAX (吹替版)

ワイルド・スピード MEGA MAX (吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 ↓数日前の疲れ果てて眠れない夜にKindleにて読了。似たようなコンセプトの映画があったような。サニスケがそのうち読み始めそう。

SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:遠藤達哉
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: Kindle版
 

 

母と子のルーチン

臨時休校期間に定着したのが、夕食後休憩をはさみ、勉強をしたのちに、サニスケとソファに並んで20〜30分程度、映画をみること。この時間があると、たとえ勉強タイムに多少ギクシャクしても仲直り?して一日を終えることができるうえに、わたし自身リフレッシュタイムにもなり、また親子間の共通の話題が増えるという一石三鳥の効果がある。ごくごくたま〜にムスメも通りがかって、数分一緒に鑑賞することがあり、できれば一緒にみたいな〜と思っているのだけど。

昨夜は勉強時間を少し長めにとったので、この映画タイムを確保できなかった(代わりにレゴの動画を一緒にみた)。するとやはり疲れをひきずってしまったので、今日からはまた映画タイムを再開。

サニスケの就寝前に”やはり、お母さんは映画タイムがあった方がいいと思うな。サニーくんはどう?”とたずねたところ、首をぶんぶん振ってうなづき同意していたので、同じ気持ちだった様子。

いつまでこんなゆとりをもってよいのかわからないけど、リフレッシュも大切だから、できれば直前期ギリギリまで残したい母と子の映画タイム。

 

↓PrimeVideoでレンタルして途中まで鑑賞。週末に再度レンタルして最後まで観る予定。

ルパン三世「カリオストロの城」 [Blu-ray]

ルパン三世「カリオストロの城」 [Blu-ray]

  • 発売日: 2008/12/03
  • メディア: Blu-ray
 

 

ポコンたんとなつやすみ

先週期末試験を終えた長女は、今週は家庭学習と特別講座の予定。東京都及び近郊の新型コロナウイルス感染拡大により、特別講座は再びオンラインに戻ってしまった。

例年だと夏休みにつながる家庭学習期間を迎えると親子ともなんとなくホッとするけど、今年はようやく登校再開し、長女の生活リズムもメンタルも回復しつつある時期にまたひきこもり生活になってしまうのがつらい。

自由に友だちと外出できるわけでもなく、おそらく課題はでるので、夏休みというより休校期間再びの様相である。今週末の連休には友だちとの約束があるようで、ホッとしている。

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親として、というか、大人としては、中高一貫校の中学3年の休校期間/夏休みという自由な時間がどれほど貴重か、が痛切にわかるので、勉強に限らず、思う存分読書するとか、得意な英語を極めるとか、料理をマスターするとか(これは母の願望?)、手芸をするとか、プログラミングするとか、学校の課題だけでなく打ち込めるものに時間を費やしてほしい、と願うけど、そう願うのは親の視点。だからそういう話はするけど、あとは本人の選択を尊重する。

子どもたちと打ち上げ

ムスメの期末試験が昨日で終わり、今日はサニスケの塾の試験があったので、三人で待ち合わせて、打ち上げのつもりで夕食を外食した。サニスケが試験のあいだにムスメとショッピングしたこともあり、ムスメも上機嫌で色々話してくれた。

帰宅後も勉強のべの字も言わず、ゲームをしたり、のんびりと和やかに過ごしたのだった。