ポコンたんとトイレットトレーニング

自分が出産するまで、なぜ世の母親たちは子どものトイレの話を書きたがるのかよく分からなかったのだけど、自分が直面してみると、育児においてトイレや排泄の問題は非常に大きいところを占めている。子どもがトイレを使用できるかどうかというのは、育児におけるかなり大きなターニングポイントなのだ。なので、自分のための記録として書いておくことにする(笑)

特別にトイレットトレーニングをしようと思ったわけでは全くないのだけど、ポコンたんが、相方氏言うところの"おきゃんストーキング"状態で、私にべったりなので、仕方なくトイレに行くときも一緒に連れて行かざるを得ないことが何度か続いた。さらにどうでも良いことだけど、その際に拭いてくれようとするので、非常に有難迷惑だったりする。

しばらくそんなことを続けていたら、ポコンたんが"チー"ということがあった。リビングでのオムツ替えを極度に嫌がるので、思いついて"チーのお部屋に行く?"と聞いてみたところ、"うん!"とのこと。トテトテとトイレに行き、オムツ替えすること数回。そのうち、便座に座りたがるようになった。"座ってみる?""うん!"ということで便座に座るようになり、その後すぐに、最初は嫌がっていた補助便座も使うようになり、5回に1回くらいの割合で、トイレでの排泄に成功するようになってきた。

多分明らかに排尿の感覚が分かってきているだろうなと思うのは、一度便座から降りても、オムツをつけることを拒否して、すぐにまた座りたがるときには必ず排泄に成功すること。一度降ろして、また座らせるのは手間ではあるけれど、本人の意志を尊重していると、本人の主張にはきちんと意味があることが分かる。

このままオムツが外れるわけではないと思っているけれど、徐々にオムツからトイレにシフトしつつあるのは確か。成長の階段を確実に上っているなあとつくづく実感する。

今は、"チーのお部屋に行く"こと自体がポコンたんと私の遊びみたいなもので、ポコンたんが便座に座っている時、私は正面に座り込んでにらめっこしたり、朝の教育テレビ番組で流れている"♪ちっちしてすー"を適当に歌ったりして、楽しんでいる。

しかし卒乳にしても、トイレにしても、本人の自発性のみで進んでいる。ポコンたんの自立心には、本当に吃驚してしまうのだ。