ポコンたんとトイレットトレーニング

これまでポコンたんにはトイレットトレーニングというほどのことは何もしてこなかった。2歳半くらいから、時折本人申告に基づきトイレで大小ともに成功することもあったけど、昨年秋の引越しでトイレが変わってからは、むしろ後退してしまっていた。

3歳の誕生日を過ぎた頃に、保育園の担任の先生に相談したら、まずは排泄記録をつけましょうとのことで、約1ヶ月くらい記録している。そこで大体タイミングは決まっていて把握できているのだけど、そのタイミングで声をかけても8割くらいは"イヤだ""行きたくないの"と拒否される。なにせ自己主張の明確な子どもなので、そこで強引に押すと大絶叫の大泣きになるのは目に見えている。さらに体力が有り余っているので、1時間以上は平気で大泣きし続ける。なので、その件でバトルをする余力はなく、本人の思うままにしておいた。

この件については相方氏ともたびたび相談しているのだけど、姪っ子の経験からなのか、"もっとコトバが話せるようになれば、できるようになるで。漏らすと洗濯とか大変やで"との意見。そんなわけで軟弱な親チームは、声かけはするものの積極的なトレーニング活動は展開してこなかったのだった。

で、先日の3歳児健診の日に担任の先生にお会いしたときに、ついに"ポコンたんちゃんもそろそろ午前中の外遊びの時間だけは、布パンツにしませんか?午後は室内遊びなので、消毒とか大変になるので、まず午前中だけ"といわれてしまった。

そこで、今日は布パンツと自宅用のトレーニングパンツを購入してきたのだった。自宅でお漏らしを連発されると辛いので、自宅用は当面は防水型のトレーニングパンツ。

目ざとく見つけたポコンたんが早速はきたがる。"これはおねえちゃんパンツだから、そのままおしっこするとズボンまで気持ち悪いから、する前に教えてね"と言い聞かせると、"は〜い、わかりました"と返事だけはよいポコンたん。

その数分後、"ままぃ〜、おしっこでた〜"とポコンたん。だからでる前に教えてよ…。

結局午後の数時間で、トレーニングパンツ3枚とズボン3枚を交換する事態に陥ったのだった。やれやれ。浴室に重曹水バケツを常備だな。

実家の母などは3歳までオムツを許容する親も保育園も信じられないらしいけれど、きっと昔の家庭でオムツ外しを早くから行っていたのは布オムツだったからではないのかな、と思っている。