"かぞくのじかん"と"bizmom(ビズマム)"

数日前に書店を通過したときに、ふと目にとまったので"かぞくのじかん"という雑誌を購入。何も気がつかず、出版社すら見ずに買ったのだけど、婦人之友誌の別冊で、久しぶりの大当たりの雑誌だった。なんというか読んでいて、"できる範囲でやればいいんだよ"と言われたような気がしたのだった。

何せかの名高い婦人之友であるので、登場される方はとてもとても丁寧に毎日の生活を暮らされている方ばかり。地産地消を実践されていたり、手作りのおやつを作ったり、手縫いの洋服を作ったり。憧れはするけれど、私には絶対に実践できない暮らし。なので自分の現実とはかけはなれた内容のようなのだけど、なぜか"無理はしなくてよいから、もう少し落ち着いた暮らしをしましょうね"と暖かく声をかけてもらったような気持ちになったのだ。

そんな風に感じたのは、おそらくタイミングが大きくて、ちょうど少し前から"ああ、大切な家族がいることはそれだけで幸せなんだな。もっと家族との時間を大切に過ごさなくては"と思う心境に、実に唐突に至っており、それはおそらくこの1年間くらいずっと抱えてきた"勉強再開に向けてハンドルを切るかどうか"という悩みの出口だったのかな、とも思っている。今は、仕事と家族だけで十分というのが、とりあえずたどり着いた答えだ。願って実現できることならいくらでも願うけど、願っても実現できないことなら先延ばしする方がストレスは少ない。なのであくまでできる範囲で、気軽に読書や勉強をしよう(笑)

家計簿については、"ファイナンシャルプランナーが作った家計簿"を足掛け2年にわたり使い続けているのだけれど、これは予算管理(予実比較)ができないのが欠点なので、何かよいのがないかなぁと探しているところ、"かぞくのじかん"で"生活家計簿"のソフトが発売されていることを知ったので、とりあえず試用版を少し試してみて、使えそうなら来年からは乗り換えようかな、と考え中。控除後の所得から始めるのではなくて、給与明細を入力するところから始めるのが面白い。確かに全体を把握するためには、給与から天引きされる社会保険とか税金等も記録しておくべきだと納得。

一方の"bizmom(ビズマム)"は、おそらく日本で唯一のワーキングマザーを対象にした季刊の雑誌。今年の春号から3号連続で購入しているけれど、毎号の特集のテーマ自体はどんぴしゃで関心にはまるものの、大変残念ながら内容は物足りないというか、そのくらいならわかっているよ/実践済みというか、うーん、いまいちという感じ。おそらく出産された後、職場復帰された直後の方なら参考になる部分が多いのではないかな、と。

ま、ベネッセよりも、婦人之友社の方が単に私の好みに合うだけなのかもしれない(笑)