ポコンたんと勉強

@あいほん
ポコンたんはお友だち関係も勉強関係も予想以上に小学校に馴染んでいるようなので、油断してるとトラブル発生になるかもしれないけど、とりあえずはホッとしている。

私自身は、学問領域とはこの世界をどの視点から切りとるか、の違いであり、勉強とはこの世界への理解を深める手段、だと考えてる。そのために、というか、それゆえに、というか、とにかく勉強の過程では概念というのか、こうだからこう、と頭から覚えなくてはならないことが多々あり、その段階で、それはどうしてそうなるの?という根源命題に疑問をもつ哲学的センスをもつ子どもはその後の勉強で苦労するのではなかろうか。典型的なのは、1+1=2だし、もっといえば、1はなぜ1なのか、"あ"はなぜ"あ"と書くのか、という理屈抜きで受け入れなくてはならないルールである。ここに、なぜ?の疑問をもつとその先はなかなか大変だろうな、と身近な哲学(元)青年を見ていて思うのだ。

ポコンたんが小学校で"勉強"に初めて接するにあたり、このトラップにひっかからなければよいな、と内心心配していたのは、杞憂に終わり、本人は、まったく抵抗なく1+1=2、2+2=4という、この世界を切りとる概念の海に乗り出し、嬉々として世界への理解を深める旅へと出発した。

さんすうのドリルをしていて、単なる暗記になるのはダメだけど、その内容と現実世界を結びつけられるように教えてあげれば、これほど面白いことはない。そこを導くのが本当の教育の力であろう。学校でどのような指導をしてるかは、いまひとつわからないけど、それはそれとしておき、私は親として、そのあたりを意識してかかわるように心がけている。ちなみに相方氏は別のアプローチからさんすうの理論について伝えているようである。

こくごはとにかく読書が基本だと確信してるので、黄金週間から読みきかせを強化しようと、"おおどろぼうホッツェンプロッツ"を少しずつ読んであげている。数日したら、勝手に寝る前に自分で音読するようになったので、内心拍手しているところ。

難しいことはさておき、私は勉強は楽しいことだと思ってるし、相方氏も勉強真っ最中なので、子どもにさせたかったらまず親が実践という原則はとりあえず実現できてるかな。できれば自分の勉強時間をなんとか確保したい(笑)