サニスケと発表会

@MBP
今日は保育園の発表会だった。同行予定だったモルモルが風邪をひいてしまったので、9年目にして初めての単身鑑賞。なおオットは緊急案件対応で在宅ワークと言う一方で、郵便局に行くというので、ならば小学校のイベントに寄ってあげてほしいと依頼し、結果的には分担できたのでよかった。

オープニングは毎年恒例の年長と年中クラスによる合唱。年中クラスにはムスメのお友だちのきょうだいが複数いるので、みんな立派に成長したなぁと感慨深くなる。そしてサニスケが来年はあの舞台で合唱するか、再来年は最後の発表会かなどと思うと、歳月が経つのが本当に早い。

ゼロ歳児クラスから順に発表されるので、ほんの数年前にはあんなだったなあと懐かしくなる。他のお友だちの名前が呼ばれても全部に”はいっ”と返事をしていたゼロ歳児クラスのときのサニスケの発表会が、やたらに記憶に残っている。そういえばサニスケが最初に歩いたのはまだ姉が年長クラスに在籍していた発表会のリハーサルの舞台上だったので、帰宅後にムスメが”サニーくん、今日歩いたんだよ!!”と教えてくれてビックリしたのだった。

サニスケたちのクラスはブレーメンの音楽隊で、こんな物語でしたっけ??とアタマのなかには疑問符が渦巻いたけど、先生の掛け合いに応じてきちんとみんなで台詞を言っている姿に感無量。そしてサニスケは本番に強い様子なのが、心強い。

素晴らしい発表会だったのだけど、ひとつだけ残念に思ったのは年長クラスの出し物が”いやいやえん”のなかの”くじらあそび”で、冒険に出るのは男の子、残って帰ってくる男の子のためにおにぎりやクッキーをつくっておもてなしするのが女の子、とくっきり分けられていたこと。原作のくじらあそびがどうだったか忘れてしまったけれど、これまでこのようなジェンダーを感じさせる発表や台詞はなかったので、違和感が残った。先生方がだいぶ入れ替わってしまったためかもしれないし、こんなところにひっかかる私が細かいのかもしれないけれど。