ポコンたんと先生

ムスメの通う小学校では原則2学年ごとにクラス替えがあるので、今年の4月に5年生になったときにクラス替えがあり、担任の先生も交代した。新しい先生は30代の女性で、ムスメは大好きで喜んでいた。ただ先生は叱らない方針のようであることや、副校長先生が頻繁に授業中にきていることや、学校公開のときに垣間見たクラスの様子からは、親としては正直クラス運営に不安を感じていた。

数週間前から、ムスメが”先生、今日はお休みだったんだ〜”ということがたまにあり、さらに先週は結局一週間休んだと聞き、嫌な予感が膨れ上がっていた。そして数日前に、”緊急保護者会”の通知が届いた。

何せ通知が届いたのが保護者会の前夜で、当日はとても休めない日だったので、やむなく欠席。夫とは、”多分妊娠で体調不良か、身体的体調不良か、メンタル面での体調不良だろうね”と話していた。あとから仲良しのママ友から聞いたところによると、予想のなかでは最も穏便な理由により一学期は休む、二学期からは復帰の可能性ありということだった。

ムスメに伝えると、”え!!それってすごいことじゃん!!”と予想外にポジティブな受け止め方をしてくれて、その点ではホッとした。ただその理由だと、おそらく二学期からの復帰の可能性は限りなく低く、このまま年単位の休業に突入する可能性が高いので、やむをえない事情とはいえまた担任が交代するのか…とがっくりしてしまう。

なにせムスメは、1年次の担任は2年次進級時に他校へ転出のため担任交代(新卒の先生でクラス崩壊寸前、一番心配な年だった)、クラス替えのあった3年次は産休が予定されていた先生が担任で、途中で代替のベテラン先生に交代。結果的にはこのベテラン先生が担任になってくれてむしろよかったのだけど、最初から産休がわかっている先生を担任にするのはどうなのかとさすがに思った(多分産休に入らないと代替の先生を加配できない仕組みなのだろうけど、それならその仕組みがおかしい)。4年進級時には、そのベテラン先生がそのまま持ち上がり、ムスメは安定した一年間を過ごした。そして、5年次でこの状態。5年間で6回も先生が代わるのは、さすがに頻度が高すぎで、子どもたちが不憫で仕方ない。

夫も私も学校のことは基本的に学校の判断に任せる主義なので、色々思うことはあってもそれを学校に伝えたことはない。だけど、世の中には色々な考えの親御さんがいるようで、今回の緊急保護者会も紛糾して相当に長時間になったらしい。というより前日通知の保護者会にクラスの7割近い保護者が参加したらしく、そちらの方が個人的には驚き(それだけ保護者がみんな危惧していた証であり、私も調整が可能な日であれば参加したかったけど)。

私のなかでは、今回の件で”このまま市立の中学に進学させて大丈夫なのだろうか”不安がまた膨らんできているのだけど、それは本人の意思次第なので、とにもかくにもまずはムスメが落ち着いて日々を過ごせることを最優先にしたい。