おかんとリモートワーク:day2

2022年11月29日(火)

長時間の動画視聴を求められる研修に参加しており、リモートワーク期間に落ち着いて学ぶ時間を確保できるのは、大変にありがたい。もしかすると自分の今後の業務内容やキャリア形成に大きく影響する転機となるかもしれない。怪我をしないで通常業務の合間に見ていたのでは、ここまで深く視聴することはできなかった。文字通りの怪我の功名。こういう巡り合わせはたまにある。職場のみんなに迷惑をかけている分、通常復帰したら還元できるようにしよう。

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逆境に強いタイプのひとと弱いタイプのひとがいる。周囲を見ている限り、男性には弱いタイプが多く、女性の方がぎりぎりのところで踏ん張るように思う。わたしは余白がある間はキャーキャー騒ぐけど、追い込まれるとスッと冷静になり、そこでできる最善を尽くすタイプ。それなら最初から冷静になれよ、と自分でいつも思っている。

オット氏はそのあたりを不思議と理解していて、長女を緊急帝王切開で出産した日の朝(大出血していて、実際母子ともに相当ハイリスクだった)を振り返って、“あの時、おかんがすごい冷静だったからやばいと思った“と以前につぶやいていた。本人は忘れているだろうけれど。

そして、そんな風に生まれてきた長女もまもなく17歳。いまやわたしのよき話し相手、相談相手であり、誰よりも気持ちを汲んで、家事を大いに手伝ってくれるかけがえのないパートナーに成長しつつある。子どもの成長ってすごい。

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ストレス耐性はひとそれぞれだから、つらいときは行動や思考をミニマムにしてやり過ごすのもひとつの方法。ただし時間の過ごし方だけが明日の自分をつくる。逆境は飛躍の機会でもある。どんなときもしなやかに乗り切れる強さを持ちたい。