サニスケと接触

2022年1月10日(火)

午前中にサニスケの第1校目の入試の付き添いを終えて帰宅し、午後遅めに出勤。夕方に携帯電話に着信があり、どこからだろうと思いながら念のために出たところ、“○○警察署○○課です。サニスケくんのお母様ですか?“と耳に飛び込んできて、血の気がひく。塾に向かう途中で車両に接触したとのこと。

結果的には、本人はかすり傷ひとつなく、自転車も全く異常なしだったで心底安堵した。サニスケの顔を見るまでは、気が気ではなかった。いまだに考えると心臓がバクバクする。

状況としては、交差点に路上駐車していた車の陰からサニスケが自転車を少し出して左右を確認していたところに車両が入ってきて、タイヤの先と接触した模様。サニスケがもう少し自転車を前に出していたら、大怪我の可能性もあったわけで、ゾッとする。なお先方が通所介護の送迎車だったので、きちんと警察を呼んでくれて、サニスケの携帯電話に(紛失時やこのような緊急時を想定して)わたしの携帯番号を貼っておいたのですぐに連絡をもらえた。

サニスケの無事を確認した後、思わず“ご利用者は乗車されているのですか?“と聞いてしまった(送り後の帰苑便だったので、運転手さんと添乗員だけだった。ちなみに運転手さんはおそらく70代の方で、手にとるように内情がわかってしまった)。

なお帰宅後すぐに先方の事業責任者の方からお詫びと「御子息」を気遣う連絡をいただき、その後で保険会社からも連絡をもらい、果たして勤務先の事業所でここまでしっかりした対応を即応できるだろうかと少し考えてしまった。

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塾は当然に休み、勉強もなしにして、プラモデルを作ったり、録画した映画“ハウルの動く城“を一緒に観たり。サニスケとソファに並んで一緒に映画を観るなんて、いつぶりだろう。もうすぐそういう時間が還ってくる(サニスケがイヤでなければ)。

子どもたちが健康で笑っていることが一番大切、それだけで良いのだと、自分の原点に戻ることができた。