2023年の総括

2023年12月31日(日)

石田組のコンサートからの帰路、最寄駅前の居酒屋で夕食。これが意外に正解だった。それぞれに好きなものを注文し、ワイワイ話しながら今年最後の食事をすることができた。居酒屋は煙いのが苦手なのだけど、大晦日でがら空きだったので店内の空気も快適だった。

帰宅後は紅白歌合戦を時報代わりにつけながら、長男は部活の先輩と通話を繋ぎながらゲーム、その他のメンバーもそれぞれに過ごす。22時頃に年越し蕎麦。

わたしは毎年恒例の教育テレビの2355をみてたなくじを引いて除夜の鐘を聴いたあとに早めに寝たけど、長男は今日だけは好きに夜更かしをしていて良い日(ただし8時間睡眠、翌日以降は通常就寝の約束)なので、25時過ぎまで起きていたらしい。オット氏はわたしより先に就寝、長女は長男と同じ頃だったのかな。

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毎年恒例の2023年の総括としての10大ニュース。

1位:長男の中学入試桜咲く&中学生活満喫中

3年間以上の準備期間を経て、2023年2月に本番を迎えた長男の中学入試。見事に当初からの第一志望校(途中ほんのちょっと紆余曲折あり、結果的に初志貫徹)、中学受験するキッカケとなった男子校に合格を決めて、いまは毎日通学している。WEB発表の翌日に書類を受け取りに行ったら、中庭で校長先生たちが待っていてくれて、教務の先生が家族で記念写真を撮ってくださった。学校説明会で最後に決めてとなったのが「生徒のための学校」が貫かれていることだったのだけど、入学後もその印象は変わらず、むしろ一層徹底されていることがわかる。

わたしにとって中学受験は子どもと同じ目標に向けて、真正面から子どもと向き合い、隣で共に歩んだ密度の濃い時間。長女の時もそう感じたこと。幸せな時間をありがとう。自分の努力でつかんだ楽園での時間を満喫してね。

 

2位:長女18歳成人

長女が誕生日を迎えて成人した。とはいえまだ高校生で受験生なので、全く実感なし。家庭に事情があるお子さんたちにとっては成人年齢を引き下げたことは大きな意味があるのだろうけど、現状の日本社会のあり様では引き下げる理由はなくて20歳のままでよかったのではないかと思う。次回の選挙から選挙権を持つことになるので、投票には必ず行くように伝えている。しかしあの長女が18歳か…。時が経つのが早すぎる。

 

3位:長男病気発覚&手術&回復

以前から気になっていたある症状、受験のストレスのせいかと思っていたら、雑談のなかで入学後も続いていると聞いが7月の1学期の期末試験の終了後。調べたらある病気の鑑別症状で、7月下旬に通院。専門医を紹介してもらい、8月上旬に受診して確定診断となった。8月中旬の検査入院は長男にとって初めての入院となった。楽しみにしていた部活の合宿を途中離脱させなくてはならず、心が痛んだ。9月下旬に手術入院の予定が、学年で猛威を振るったインフルエンザに罹患してしまった影響で入院延期となった。ただこれは怪我の功名となり、結果的には運動会も宿泊学習も中間試験も終え、学校行事のない11月上旬に入院した。手術を考えると心配で眠れない夜を何日も過ごしたけれど、いまはすっかり回復して元の様子になっている。医療技術の進歩に心から心から感謝。なお術後のICUで麻酔から覚めた直後の本人があるネタを筆談で出してきたのは我が家の語り草。

 

4位:長女黒髪復帰

現在の高校に転入以来、色々な髪色に変化していた長女、受験を前に黒髪に戻した。本人は明るい髪色の方が好きらしいけど、暗めの色の方が似合うと思っているので、大歓迎。また卒業式前に明るくしたいらしい。

 

5位:長男小学校卒業

入試を終えて3月に小学校を卒業。長男は小学校は今ひとつつまらなかったようで、合格の日に次いで嬉しそうな笑顔が卒業式の写真に残っている。卒業式のスーツ、家から送り出す時にシャツの一番上のボタンを締めるのを忘れてしまい、ネクタイを緩めた疲れた会社員みたいな様子になってしまったのが申し訳なかった。

 

6位:浜松旅行

長男の入学式前の春休み、2023年4月2〜3日に一泊で浜松へ家族旅行へ行った。目的は浜松エアーパーク。残念ながら実機は見られなかったけれど、展示場を見学することができた。長女とゆっくり浜松フラワーパークを散策したり、浜松城の天守閣に登ったのも、良い思い出。うなぎがさすがに美味しかった。

 

7位:山の家

小学校の卒業式の後3月24〜27日と夏休みの8月24〜27日にそれぞれ実家の両親と我が家にて合同で山小屋へ。春休みに行った際に長男が過去問やはちまきを燃やし、夏休みにはスイカにかぶりついていたような。両親と子どもたちが一緒に麻雀で遊べるようになり、ほのぼの家庭麻雀大会が開催されるようになったのが新たな楽しみ。

 

8位:石田組年末感謝祭

大晦日の別エントリに長々と書いた通り、家族で初めて足を運んだコンサート。長女がクラシックやジャズを好きだというので、来年は石田組や他のコンサートにも一緒に行かれると良いな。

 

9位:箱根旅行

期末試験を終えた長男と二人で12月17〜18日に箱根一泊旅行。かまぼこ博物館と大涌谷しか行かなかったけれど、大涌谷が予想以上の地獄味で圧倒された。来てよかった。今度は長女も一緒に芦ノ湖まで行ってみたい。

 

10位:“君たちはどう生きるか“

今年映画館で観た映画はもしかしたらこの1作だけだったかもしれない。1回はひとりで、1回は長男と鑑賞。

 

番外1:キッチンの環境整備

自宅の片付けはなかなか捗らないけれど、キッチンの不要物を大量に廃棄したことで相当スッキリ。リセット片付け&掃除もまめにするようにしているので、気持ちよくキッチンライフを過ごせている。子どもたちの粉ミルク時代から電気ポットを使用してきたけど、常時の通電は不要なためT-falの電気ポットに入れ替えて都度沸かすようになり、生活の利便性が上がった。次はホームベーカリーを買って、週末に焼きたての食パンを食べるのが目標。

 

番外2:学びの視座の再確認

自分の学びの視座がようやく明確になった。というかずーっとその周辺でうろうろしていたのだけど、結局中心はそこなのだと改めて確認した。知りたいことを全て知ることも、読みたい本を全て読むことも余力が限られている現状では現実的ではないので、その視座に注力をすることを決めた年となった。

 

振り返ると次々色々な出来事が起こったけれど、去年に比べれば旅行にも複数回出かけることができて、気持ちの浮き沈みは激しい一年だったけれど、穏やかな満ち足りた大晦日を迎えることができて、良い一年だった。2023年を振り返っての一文字は、オット氏は“音“、長女は“疲“、長男は“遊“、わたしは“躍“。

一年間、ありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いします。

 

↓今年読んで印象に残っている書籍。あまり冊数を読めていないことが反省…。

幽玄F

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