子どもたちと一泊旅行

2024年9月21日(土)

昨夜大学院から帰宅後に荷造りをして、今朝も普段通りに起きて、土曜授業の長男より先に家を出た。さすがに睡眠不足が少々きつくて授業中に意識的に集中力を切らさないように努力する必要があったけど、土曜午前のこの授業は今までで一番生徒数が多くて、つまり色々な「職場」の話を聞くことができた。

大学院と仕事と家庭の両立については、最初の1週間を終えて、正直きついのは否めず、二年間このペースが続くなら履修スケジュールを再考する。ただ秋期の前期だけならなんとかなるだろうという見込み。オンライン可能な授業は、仕事の都合だけでなく体調がきつそうなときもオンラインを併用して参加する等、「自分のパフォーマンスを維持すること」を最優先にしようと思っている。全員社会人とはいえ、わたしはおそらく最高年齢。無理な無理は禁物である、と肝に銘じる。

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大学院で授業を終えたあと、東京駅に移動。子どもたちの希望をテキストで確認しながら駅弁を調達、予定通りに到着した二人と合流し、北陸新幹線へ乗車。北陸方面はあまりきちんと行ったことがなくて、(おそらく幼少期からの実家の母から聞いていた話の影響もあり)ずっと憧れていた金沢へ。石川県北部は豪雨災害との報道で、胸がとても痛くなる。県南部の金沢は曇天でたまに小雨が降っていたけど、地震の被害も一切感じられず、地域格差を感じてしまった。

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宿にチェックインし、部屋でくつろいだあと、夕食は地元の回転寿司へ。結局こういう各自が好きなモノを選んで食べるスタイルが子どもたちは一番喜ぶ。回転寿司とはいえ、鮮度が全く違い、めちゃ美味しかった。その後、市内のライトアップされた観光名所を周遊するバスに乗る。ちょうど雨が降っていたので降りる気にもならずライトアップ自体は大して見られなかったけれど、ただ石垣と金沢城、21世紀美術館のオブジェはとても幻想的で目に焼きついた。この一周で街の雰囲気と、位置関係や距離感が把握できたので正解だった。部屋に戻ったあとは順番に入浴し、一番最初に就寝した。

 

 

↓金沢へ行くと伝えたら、実家の父から渡されたので行きの新幹線で読む。兼六園の話など興味深かったし読んで行ったのは正解だったけど、年代的なものなのか、文体が「オレかっこいいだろう?」と押し付けがましいように感じた。