先週の通勤の友として石田衣良"エンジェル"(集英社文庫,2002)を読了。石田衣良は"1ポンドの悲しみ"(集英社,2004)を気に入ったところから、何冊か読んできたけど、"エンジェル"はイマイチ。構成は上手いと思うけど、何冊も読んできて石田衣良臭さが鼻についてきたのかもしれない。比較対象として適切かどうかはともかくとして、神林長平などは何冊続けて読んでもそういう感じはないのだけど。
とはいえ"エンジェル"は漫画的に気軽に読めたし、どのような物語でも物語を読んで別世界にトリップすることは最高の娯楽で、非常に大きな清涼剤兼栄養剤となるのだ。

- 作者: 石田衣良
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