防災訓練

昨夜は、見かねた実家の母がポコンたんを一晩預かってくれたので、夜中に起こされることなく熟睡。本当はゆっくり惰眠をむさぼらせてもらいたかったけれど、9時30分から保育園の防災訓練があったので、普通に起床する。

保育園の防災訓練は、近くのグラウンドを借りて、結構大掛かりに開催された。父母は3チームに分かれて、起震車体験、模擬消火器による消火体験、119への緊急通報体験を順番に全て体験した。職場でも防災訓練は非常に重視されているし、どれも初めてではなかったけれど、改めて防災の重要性を実感した。

印象的だったのは、園長先生が閉会の挨拶で"園では防災の取り組みは十分に行っていますが、残念ながら絶対にお子さんたちをお守りできるとは断言できません。だからお父さんお母さんは、いざというときにはできるだけ早く園に駆けつけてください"と話されたことだ。"緊急時に絶対に守ります"などと言われるよりも、数百倍信頼できる。非常に率直なお話だけに、深く心に残った。

しかしいざ大震災が発生したときに職場にいた場合には、職場ではご利用者の生命を守ることが最優先になるし、子どもが保育園にいるからと、緊急事態の職場を抜けることはとてもできないだろうと思う。そしてそれは私だけではなく、小さい子どもを持つ全ての職員に共通した問題だと気が付いたのだった。