ポコンたんとお洒落

ポコンたんは以前から"肌さわりの良い服が好き"というごく当然な好みがあったのだけど、2歳過ぎた頃から出てきたデザインや色に対するこだわりが最近はますます強くなってきており、朝の着替えが面倒くさくなる一方である。

さらに身長90cmの頃から少し大き目のサイズで100cmを着せていたのだけれど、最近はその大き目サイズすらも小さくなってしまい、実家の母が保育園で背中を出しているのを目撃して"全部入れ替えなさい"と指令が飛んできたのであった。気にはなっていたので、思い切って今年は衣類の総入れ替えを進めている。4月の身体測定ではポコンたんの身長は108.6cm、体重17.2kgなのだけど、トップスについては110cmではお腹が出てしまい120cmでちょうどよい。ボトムは動きやすい少し短めを本人が好むので、100〜110cmを着ている。靴のサイズは18cm、長靴のみ19cm。成長曲線の標準区域の一番上のラインのすぐ下で推移している。誕生したときには低出生体重児で保育器に入れられていたことなど、とても想像つかない成長ぶり(笑)

子ども服はすぐにサイズアップする必要があり、また保育園用の服は汚れるのが前提なので、もっぱらユニクロか無印良品または通販でベルメゾンを利用している。親が選んでも本人が気に入らないと着ないので、最近は一緒に選びながら購入するのだけれど、これが案外楽しい。これまで親が選んできたのは、どちらかというとユニセックスな黄色や緑などの衣類だったのに、いつの間にかピンクやリボン、キラキラなどいわゆる可愛いデザインが大好きになっているのが不思議。そこで本人が欲しい服と、親が許容できる範囲との調整が発生するのだけれど、そのかけあいや双方で妥協できるラインを決めていく過程が結構楽しいのである。ムスメを生んだ醍醐味かな?

さらに私と相方氏が仕事から帰宅すると自宅用の服に着替えるので、いつの間にかポコンたんも必ず自宅用の衣類に着替えるようになった。名前がついているのは保育園用、ついていないのは自宅用であり、それぞれをタンスの引き出しで分類してあるので、勝手に自分で選んで着替えているのがおかしい。ただ洗濯物は倍増するのが、困ったところ。

衣類の他にも最近はお化粧に興味が出てきて、入浴後に私が化粧水や乳液をつけているのを真似したがる。余っていた無添加の乳液を譲ったら毎晩それを喜んでぬるようになった(洗顔と混乱しているのか、乳液の後で顔を洗っているのが不思議)。相方氏が先日見ていたら、"よし、今日はこのくらいにしとこ"とつぶやいて、相方氏が"なに、色気づいとるねん!?"と速効でツッコミを入れたそうな(笑)