おかんと城

10月20日にサニスケと部屋を交換するまで、わたしの寝室は半分物置状態&洗濯干し場だった。今回家庭内引越しの機会に、不要なモノはガンガン処分し、予め片付けておいた押入に暫定的にモノをしまった結果、新しい自室は半物置状態を回避することができた。かつて一人暮らしをしていた時代から14年間を経て、ようやく自分の”城”を再びもつことができた。感無量。

都内の住宅事情で家族全員が個別に部屋をもつとはなんて贅沢なのだろうとつくづく思うけれど、それはさておき今回まともな自分の部屋をもつことができて、気持ちが安定したかなと感じている。やはり自分だけの空間と時間は大切。サニスケもランドセルを自分できちんと自室に持ち帰り、学校の支度をするようになったり、率先して掃除をするなど、よい効果があらわれている。朝も相当に早起きしていたのが、声をかけるまで熟睡するようになった。わたし自身も睡眠が深くなったように思う。城効果?

なおわたしの自室には新たに購入したチェストベッドが昨日の日曜日の夕方に届き、配偶者氏が組み立ててくれた。一方、身支度コーナーとしては、兄とわたしが幼児の時代に使用していた引き出し兼棚を再利用することにした。おそらく当時この引き出しだけはシールを許可されていたのか、貼られたロボコンのシールに時代を感じてしまうけど、用途とサイズはちょうどよくおさまった。40年の時を経て息を吹き返した感あり。モノを処分することと、長く大切にすることの両面について考えてしまう。

まだ整備途中ではあるけれど、”すっきりした住環境を手に入れる”が少しずつ実現しているのが嬉しい。