最終講義/長女とガイダンス

2021年10月23日(土)

今日の午後は3本立て。まず大学院時代にお世話になったM教授の最終講義。本来は昨年に予定されていたのが、コロナ禍で延期になった。大学とオンラインのハイブリット開催だったので、視聴できたのが嬉しかった。大学での開催の様子を単にカメラで写しているだけなので、マイクの音が割れたり、さらに近くの席の人が鼻をすする音が入ったり、聞きにくかったけれど、雑談的な話題と専門的な話題が混在する大学の講義を聞いて、とても懐かしかった。

教授に心から感謝しているのは、20年前の留学時代にちょうどサバティカルで欧州巡りをしていた教授がわざわざスウェーデンに寄ってくださったこと。ストックホルムのカフェで当時悩んでいた進路について相談に乗ってくださり、カロリンスカ医科大学の知人のご自宅にお邪魔したり、ストックホルムの児童福祉関係の視察に同行させていただいたりしたことは、教授は忘れていると思うけど、わたしは一生忘れない大切な記憶。

…久しぶりに研修やセミナーではない“講義“を聞いて、やはり体系だった勉強をしたいなと改めて思った。長女の大学受験が終わったら、かな。

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最終講義の後半と時間を重複して、長女校の進路ガイダンス。iPhoneとiPadでWオンライン参加。長女校は、通信制高校の中でも大学進学率が高く、2年次から大学受験コースまたはその他のいくつかのコースの中から選択することになる。高校卒業に必要な単位取得のためのレポートや試験は共通するけど、大学受験コースの場合は普段の授業が予備校的な内容や仕組みに変わる。よく知っている先生方にそのまま受験勉強を指導してもらえるのは、長女のような場所見知りするタイプには気楽なのではないかなと思ったりする。来月に三者面談があり、そこでコースを決めることになるらしい。

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ガイダンス終了後、長男併願校候補の見学へ。詳細はまた別項にて。

 

↓帰路に書店でサニスケが選んだのがベルリン3部作。以前から読んで欲しいと思っていたので、母は内心でガッツポーズ。