2022年8月9日(火)
昨年10月に長女が通信制高校に編入した時点でトンネルを抜けた気持ちになった。その時にこれで全てがうまくいくことはないだろうけれど、何か起こったらまたそのときに考えようと腹を括った。それから約10ヶ月、そんなタイミングがきている。
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この数週間、実はいろいろなことがあった。試行錯誤を繰り返すなかで、少なくともいまこの局面で自分自身がとるべき対応や態度は朧げながらみえてきたように思う。長女の反応はリトマス試験紙みたいなもので、わたしの対応がアタリならポジティブな反応が返ってくるし、そこから外れると途端にネガティブな反応になる、ように思う(他の要因もあるのかもしれないけれど)。アタリのラインがとても狭いので、常にその幅をキープできるわけではないけれど、アタリの存在を把握できたことが、わたし自身にとっての細い細い光明。
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過去の自分の言動を悔いることは多々ある(これは子育てだけではなく山のようにある)。長女の子育てはわたしにとって初めての連続過ぎたから、親としての未熟さが彼女のいまのつらさに繋がっているのだとしたら、本当に申し訳なかったと思う。ただ過去は変えられず、自責の念は何も生み出さない。過去の経験を糧に変えることはできる。
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当面わたしにできることは、具体的には、手抜きでも毎日の食卓を用意すること、住環境を整えること、話かけてきた時にきちんと聴くこと(このときに真に「聴く」ことが一番の鍵。踏ん張れ、わたし)、そのためにも自分の睡眠を確保して疲れ過ぎないこと。
わたしは長女の力を信じている。いまはしんどさの方が勝っててそうは思えないかもしれないけれど、出口のないトンネルはない。そしてあなたは一人ではない。何事万事なるようになるし、なるようにしかならない。