"ハゲタカ"

数ヶ月前にNHKで放映されていて面白く見ていたドラマ"ハゲタカ"の原作である真山仁"ハゲタカ"(講談社文庫,2006)の上巻を読了。私にしては珍しく一揆読みせずに、1週間くらいの昼休みを費やしてじっくりゆっくり読み進めている。

経済小説というのは経営小説というのか、バブルが弾けた直後の日本が舞台。知っているヒトには常識みたいな内容なのだろうけど、公私ともに勉強になる内容で、結構色々考えながら読んでいる。

原作を読むとドラマは大幅に脚色されており、設定もかなり違うことが分かるけど、それでもドラマの影響は大きくて、主人公の鷲津はドラマで演じた大森南朋だし、芝野は柴田恭平で脳内変換されているのだった。

まだまだ下巻も半分以上残っているし、続編の上下巻も待っているので、しばらく楽しめそうだ。密かな幸せ。

ハゲタカ(上) (講談社文庫)

ハゲタカ(上) (講談社文庫)