ポコンたんと初めてのトランプ

今日の夕食後にたまたま私のiPhoneで遊びはじめたポコンたん。"Memory Match Kids"という動物の絵の神経衰弱ゲームを入れてあげたので、それで一緒に遊ぶことに。5×6の30枚が初期値で、設定で枚数を変更可能らしいのだけど変更の方法が不明なため、30枚のままで始めたところ、あっという間に慣れてしまった4歳児。

私は自分も神経衰弱は苦手ではないと自負していたけれど、ポコンたんの記憶力には恐れ入る。最初の数回はクリアするたびに場が並び変わるという仕組みが理解できなかったらしく、出てくる絵柄に対して前回や前々回の置いてあった場所をめくろうとしているほど。4回目には、自分ひとりでクリアしていたよ、吃驚。

しばらくこのゲームで遊んだあと、唐突に"トランプある?"と聞いてきたので出してあげたところ、"トランプってどうやって遊ぶの?教えて?"とのこと。訊ねたところ、保育園ではポコンたんたちの年少組ではトランプはまだ遊ばせてもらえず、年中さんや年長さんが遊んでいるのを憧れている様子。

ちょうど実家に行く用事があったので、そのままトランプを持参でお邪魔する。最初はカードを並べているだけだったのだけど、ポコンたんがなぜか3枚ずつ全員に配ったことから実家母考案のオリジナルルールにてトランプ遊びのはじまりはじまり〜。オトナ4人にポコンたんを交えて、予想外に白熱。次に、ババ抜きを2回遊び、今日のところは終了〜。

ポコンたんの負けず嫌いっぷりはおそらく私に似ているけれど、熟考ぶりは相方氏似。相方氏とトランプで遊ぶのは初めてだったので、まさか1枚のカードをひくのにあそこまで熟考するタイプとは今まで知らなかった。そしてポコンたんは、自分の手札をオープンにして"これ(と同じの)、欲しいな〜"だの、ジョーカーがまわってくると"モルファル、これもらってくれないかな〜"などと無茶苦茶な戦略に出ていたのであった(笑)

実家では、私が小さい頃からかなりオトナに近くなるまで、休暇や休日にはトランプやその他のゲームを結構遊んでいて、それは私にとってとても楽しい思い出、貴重な時間だった。それがまさか、自分のオットやムスメと一緒に、自分自身の家族が中心になり、両親も一緒にゲームで笑いあうような時間を再び持つことになるとは、今日の今日まで想像もしていなかった。こんなに幸せな時間をくれたポコンたんに感謝。

しかし自分の子どもがいつの間にか一緒にトランプ遊びをできるようになるとは…。なんとも感慨深いなぁ…。