【書籍】“超速読力“

2024年1月13日(土)

今日は土曜出勤。お弁当はパス。夕食はオット氏担当(チャーハンと餃子を用意してくれた)。

長男は部活の後、初めて自分ひとりで(下校途中に)馴染みのラーメン屋さんに寄って昼食を食べて帰宅したらしい。また大人の階段を一歩登った。今後はこのパターンが定着しそうな気がする。

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2024年1冊目。職場での昼休みに読んでいた齋藤孝“超速読力“(ちくま新書,2019)を読了。氏が提唱する「超速読力」とは「本や書類を見た瞬間に内容を理解し,コメントを言える」力のこと。コメントをいうことで、自分の中に取り入れることが可能になる。最初から最後まで一文字一文字読まなくてもいい。著者の言いたいことを読み取り、獲物を得ることが(趣味の読書以外では)目的なので、むしろ結論の書かれている最後から読む方が理に叶っているなど、合理的読書の具体的な方法が書かれている。

わたしも「最初から最後まで読み通さないと「読了」とはいえない」という呪縛にかかっているので、読み途中の書籍が山積みになっているのだけど、そうではなくて書かれている内容を一つでも二つでも理解して、コメントをつけたら読了扱いにしようと思う。筆者は「自分の手作業で本に線を引いたり、赤く囲んでいれば「読んだ」と言っていい」と書いている。これで良いなら読書のハードルが下がり,スピードが上がる。

他に本書で紹介されていて、試したいと思ったのが「古典」の読み方。解説書やWebサイトで紹介されている要点や有名な箇所を原典に当たり、前後を読むという方法や、パッと開いたそのページだけを読む方法。それならば気軽に手にとることができる。ぜひやってみよう。