集中力とタスク管理

有難いことに、仕事は全く途切れず、後からあとから降ってくる。今週初めにこの数年間かけて準備を進めてきた今期最大案件がようやく準備段階の最大のヤマを乗り越えて、ホッとしたのはほんの一瞬、コロナ関連で業務が追加され、さらに一時留保していた案件を再開させなくてはならなくなり、相変わらず。でも仕事している以上、ヒマよりやること満載の方がいいな。

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数日前にたまたま在宅していたときの朝の情報番組で"集中力"がとりあげられていた。要は脳のワーキングメモリをいかに整理するかということで、具体的な方法もタスク管理手法好きとしては目新しいことではなかった。

長女が誕生して産休明けで復帰し働く母になった頃、仕事のやり方を変えなくてはと出会ったのがGTDやシゴタノ。以来約15年間の果てにたどり着いた現行のやり方は、OmniFocusで仕事のプロジェクト/タスク管理、週間で必須目標管理、毎朝予測機能で当日のタスクを勤務時間内にはめ込む、勤務中はそのリストに沿って粛々と業務を進める、という方法で、今回の番組で紹介されたコツは実現できている。

ただ、最近この一連の流れを徹底できていなかったのは事実。

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そのようなわけで反省して、OmniFocusを久しぶりにMacBookで起動したら、i OS版と同期しない。そうだ、これが理由で停止してしまったのだったと思い出し、Mac版のOmniFocus3を購入。同期もできるようになり、無事に運用再開。うーん、やはり"いまやるべきこと'が明確になって、頭のなかがスッキリ。

OmniFocus 3

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ポコンたんと面談

今日の午前中は、ポコンたんの担任の先生との保護者面談。オンラインと対面を選択できたので、迷わずオンラインを希望した。

本人は夏休み前に行われた休校明けの定期試験の成績が芳しくなかったことをいたく気にしていて、面談でもその話題になるのではとやたらに心配していたけど、さにあらず。

わたし自身は、4ヶ月に渡る休校期間に毎日膨大な量の課題にひとりで取り組んでいたことをほんとうによく頑張ったと思っている。それ自体が素晴らしい。その頑張りが思うような結果に反映しなかった最大の原因は、休校期間に夜型になってしまったために慢性的な睡眠不足状態だったこと、あとは勉強方法に改善の余地ありかなと、単にそれだけの問題だととらえている。睡眠時間については、本人も自覚しているので、夏休みが終わり登校が再開すれば自然に改善するだろう。

面談では、最初に家庭での様子を聞かれたので、上述のような内容をお伝えした。次に困りごとや学校への意見を聞かれたので、本人から聞いていた困っていることと、わたしから見たことを確認させてもらった。

そのほかに、来年度の高校1年生(!!)での選択科目や進路のことを聞かれたので、家庭で話している内容を伝えたところ、「現時点でそこまで具体的に話されているのは素晴らしいですね」と褒めていただいた。

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面談終了後、心配して部屋を覗き込んできた本人と面談の内容について話す。話し終えたら、わたしのベッドで寝てしまったので、隣りでわたしもゴロン。至近距離で寝顔を見るのは久しぶりで、めちゃ可愛い。まつ毛長くて、肌はツヤツヤで、手足はスラッと長くて、全身から"人生これから感"がただよう。キラキラで眩しい。

子育てはたまに大変なこともあるけれど、間違いなく、子どもたちとともに過ごす時間は自分の人生で最もかけがえのない宝物だ。

子どもたちと表情

今日の長男は、学校で午前授業のあと、夕方から夏期講習(ひとコマ)。頑張ってきたことが表情から伺える。

長女も夕方の習い事から帰宅。やはり頑張ってきたことがわかる表情をしていた。

ムスメやサニスケに限らないだろうけど、しっかり勉強すると引き締まった充実感ある顔つきになるのだよね。

暑くて大変だけど、お互い乗り切ろうね、子どもたち。

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仕事は今日は会議デー。

ほぼ全ての会議で、会議が終わるとタスクが増える。会議としてはきっと正しい(参加者のタスクが増えない会議は連絡オンリーで、中身のない証拠)。

 

 

サニスケと二学期

サニスケは今日から学校再開。二学期開始。

休校期間中からの引きこもり生活で子どもたちは体力が落ちているのが明白で、暑い盛りの登校は厳しそう。せめて適切な食生活、水分補給、早寝をキープしたい。

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ちょっとした用事があり、サニスケの担任の先生に電話したときに席にいなかったので、折り返しにしていただいた。そしてかかってきたのが携帯からで、あれ?と思いながら電話に出た。話してる途中で何度か電波が切れ、"病院にいて電波入りづらくてスミマセン"とおっしゃる先生に、内心でなぜ?病院??と思いつつ、聞くのも失礼かなとなるべく手短に用件を済ませた。

帰宅後にサニスケから"先生の子どもが入院してて、明日手術だから国語が書写なんだー"と聞き、血の気がひいた音がした。な、なんて、わたしは間が悪くて、しかも配慮に欠けていたのだろう。ひとこと"病院なら後日で"とお伝えすればよかったのに。自分のまぬけさに凹むなぁ。

サニスケと夏休みの終わり

今日でサニスケの夏休みは終わり、明日からは二学期の始まり。

すっかり失念していたけど、今年は学童なしの初めての夏休みだった。もし夏休みが短縮されてなかったら、サマーキャンプにでも参加するようかなと学童を退所した1月には密かに考えていたけれど、今年はサマーキャンプ自体がどこもかしこも中止となった。

塾の先生方が在籍生の小学校全ての夏休み日程を確認した上で組まれた夏期講習はさすがにうまく作られている程よい日程で、今週は講習なしの完全な夏休みを確保できた。学習自体も順調に進んでおり、ひとつひとつの知識がきちんと長男のなかにインストールされている手応えを感じる。

夏休み開始直後に近場で一泊して普段は見ない景色を見て、先週もまた近場で一泊することができたし、短時間とはいえプールも入れて、もちろん大好きなゲームもたくさん遊び、お手伝いもして、親の目からみると、短い割には充実した夏休みを過ごせたのではないかなと思う。

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今日の午後にたまたま子どもたちと三人で過ごす時間があり、二人に勧めて"世界遊び大全"の対戦を遊んでいた。最初にリバーシ(オセロ)でサニスケが勝ち、次に6ボールパズル(テトリスのようなゲーム)で長女が逆転勝利。二人が同じゲームで遊ぶことは滅多にない光景なので、なんだかとても幸せな気持ちになった。一勝一敗で引き分けとなり平和に終えてホッとした。

世界のアソビ大全51-Switch

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  • 発売日: 2020/06/05
  • メディア: Video Game
 

 

75年目

今日は土曜出勤。

数年前まで今日の正午と8月6日と9日のその瞬間の時刻には、勤務先法人の各施設では館内放送が入り、全職員で黙とうをしていたものだけど、いつの間にかその習慣は消えてしまった。職員は言うまでもなく、ご利用者の世代交代も進んでいるのも事実だけど、だからこそ継続してほしかったなと思う。

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最近、サニスケが勉強後のお楽しみの時間に”ルパン三世 TV第二シーズン"を第1話から見ている。作品の完成度の高さもさることながら、ごく普通にヒトラーが登場したり、戦争を背景としたエピソードが当然のように登場する。そういえば1970年代はまだ(いまに比べれば)戦争が身近だったのだと思い返した。自分自身も実際に祖母から話を聞いたり、親戚には特攻隊の関係者がいたり、まだまだ直接の体験者から話を聞く機会があった。よく言われていることではあるけれど、これから先の記憶の伝承は格段に難しくなることを痛感する。

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江東区にある東京大空襲・戦災資料センターがテレビで紹介されているのをみて、”ここにいつか一緒に行こうね”と言ったら、サニスケは勉強関係と思ってしかめ面をしていたけれど、違うんだ、サニスケ、連れて行ってあげたいのは勉強のためではないんだ。あの戦争や空襲は、あなたたちのひいおばあちゃんとあなたが大好きなモルモルの人生を大きく変え、そしてお母さん自身の人生にも深くつながっている。つまりあなたやお姉ちゃんがいまここに存在していることにも関係しているのだよ。だからせめて知っていてほしいだけなんだよ。

 

 ↓おそらくわたしが最初に読んだ戦争児童文学。小学2年生くらいだったと思う。

ガラスのうさぎ (現代・創作児童文学)

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自動車運転免許更新

コロナ特例で延長していた運転免許の更新を夏休みの隙をぬって行ってきた。

更新センターに着いたら、まず敷地内に待機しているひとの多さに吃驚。その日は受け取った整理券の時間がその後の予定とかぶるため、少し迷って整理券を返却した。結果的に返却の判断は正解だったので、自分を褒めてあげたい。

2回目は前回の状況から予測した狙い通りの時間の整理券を入手し、近くのカフェで時間まで待機。

集合時間前に三度目となるセンターへ。テントの椅子に座ると整理券持ちのひとは違うテントに行くように指示され、指示された椅子で待機。日陰ではあったけど、体力ないひとだと倒れるのではないかと思った。ようやく順番がきたら、今度は整理券の順番に並ばされ、炎天下で全員揃うまで待機。同じ説明を何度も繰り返す警察官。

ようやく全員揃ったら、今度は手指消毒、受付機で受付してやっと建物内へ。このあとは間隔をあけて列を進めながら、通常通りの手続き。写真撮影まで無事終了したら、再び屋外に出され、わたしが最初に座ったテントの椅子へ。この日は風がある日でテントに向けて送風機は回っていたし、さほどつらくなく屋外でも過ごせたけど、もっと暑さの厳しい日やゲリラ豪雨のときは苦行のようだなと思った。

前の回のひとたちが講習室から出たところで、入れ替わりに講習室へ。座席が半数に減らされており、この回転の悪さの原因を知る。

30分のビデオを見て、ようやく新しい免許を受領した。やれやれ。

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現場の警察官のひとたちは感じよく精一杯対応していたけど、コロナで状況が全く変わったのに、旧来通りの手続きを固辞しようとしている点に、つくづくこの国の愚かさを感じてしまった。

そもそもコロナで更新会場の人数制約があるのに、有効期限前1ヶ月の更新期間の緩和がされていない点。ここを3ヶ月に変更するだけで、もう少し人数はばらけて、お盆時期の混雑も緩和されるだろう。また整理券が現地配布だったけど、オンライン予約を可能にするだけで、多数のひとは二度三度も足を運ばなくて済むので感染予防にもなるし、屋外で交代しながらさばく警察官の負担も軽減される(税金でこの人件費が賄われてるかと思ったらくらっときた)。

さらに申請書は受付後に渡されたけど、待機時に配布にするとか、オンラインでダウンロード可能にすれば、現地で記入する時間も短縮される。なんなら講習ビデオも配信にしてほしい。

そしてこの時期に、テントや椅子、送風機があるとはいえ、屋外で3回も待機時間があるのは体調を崩せ、と言っているようなものではないのか(送風機にはコロナ対策事業とテプラが貼られてたから包括支援事業みたいな予算がおりたのだろうし、一日中稼働してる電気代も税金)。

…などと考えてしまった免許更新だった。

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次の更新は5年後、そのときの世界はどんなふうになっているのだろう?そして我が家の子どもたちがそれぞれに希望する学校で学んでいますように。

 

今年の夏休み

今年は遠出はできないので、近場で両親と子どもたちと夏休みを過ごした。

先行して出発し、ムスメと近くのモールでショッピング。夏のセール中で、ムスメとわたしの気に入っているブランドでお得に購入できてホクホク。おしゃべりしながらのウィンドウショッピングは楽しいウォーキング。

ショッピングを堪能した後、両親とサニスケと合流し、チェックインしてすぐに子どもたちとプールへ。サニスケが一年でぐーんと成長したらしく、持参した水着が着れない!とのことで、慌ててわたしのショートパンツを貸したり。曇天で天気には恵まれなかったけど、でも久しぶりのプールは楽しかった。スイミングを習っていたサニスケが一番泳ぎが上手なのは当然として、長女が泳げるのは学校の水泳の授業のおかげなのだろう。

プールで子どもたちの笑顔が弾けて、自分も一緒に笑えているのがわかり、ホッとする。こんな時間をもっともっと重ねたい。

翌朝(今朝)予想外に子どもたちが早起きしたので、朝食前に再びプールへ。空は快晴だったけど、水温が低くて、陽当たりのよい場所でないと寒かった。それでもひとしきり遊んでから、朝食。メニューの時点では、これは子どもたちは食べられるのかな?と危惧してたけど、とても美味しくて、満足。やはり食事が美味しいと満足度が高い。

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結局のところ、ホテルライフが快適というのは当然で、掃除や料理といった”名前のある家事”からも、もっともっと細々した”名前のない家事”からも解放されるからなのだ。だから心から笑える余裕、子どもたちとゆっくり過ごす時間が生まれる。フルタイムで働き、本来なら早出残業してこなすボリュームを定時出退勤の綱渡りで対応して、家庭ではほぼ家事の全てを担う日常生活においては、疲弊するのが当然。能面にならず笑顔を貼りつけておくことがギリギリ。もちろん日常のなかで余裕を確保できれば理想だけど、現状でそれを追求すると自分の負担は増えてしまうので、定期的に近場で子どもたちと一緒にリフレッシュするのが最適解なのでは、と思いつつある。…よし、次の機会を楽しみに頑張って稼ごう(笑)

 

ポコんたんとメルカリ

昨日の日中に、メルカリで長女がかつて大好きだったあるアニメ番組のキャラクターのグッズを出品した。出品はわたしのアカウントでわたしが行い、写真の撮影と価格設定、説明文の作成は長女が行なった。配送は本人が行うことを条件に、売上は長女のお小遣いにすることに決めた。そして出品して約5分後に見事に購入者が登場したので、匿名での配送方法について本人に調べてもらった。…と、ここまでは長女も元気いっぱい、楽しげに取り組んでいた。

雲行きが怪しくなったのは、本人がコンビニで買ってきた宅急便コンパクトに商品が入らないことが判明し、その上のサイズだと匿名発送の送料がかなりの高額になってしまうことが明らかになってから。

結局、本人が梱包まではオット氏と一緒に行なったけど体調不良もあり、わたしが発送した(わたしも寝不足で体調不良だったのだけど、大人はつらいよ)。また本人がやる気になったら、出品しよう。

おまけ。ようやく快晴の休日だったので、毛布類と子どもたちのマフラー類の洗濯をした。今まで視線がスルーしていた長女の登校用コートと夏服制服をクリーニングに出して、下駄箱の整理も行なった。オット氏と相談して、キッチンとダイニングのフロアカーペットを交換(オット氏は得意領域に関しては対応迅速、感謝)。亀の歩みではあるけれど、少しずつ家庭内の居心地や使い心地を改善していこう。

 

 

転機の一週間

日曜日の夜に再出発を誓い、月曜の朝から実践している。そして、子どもたちの反応が変わり、自分自身が変わった。

起床時から就寝時まで完遂できたと思えたのは1日だけで、あとは70点〜90点だったけれど、阻害要因は疲労。疲れすぎないことが全ての基本で、笑える余裕を心に持つことが肝要。

 

今週の発見は、疲労の度合いSNSを眺める時間は比例するということ。要はテレビをぼーっと眺めるのと同じで、疲れるとSNSで流れ行くテキストをボーッと眺めることしかできなくなるのだろう。なのでSNSの代わりにKindle読書、それでもSNSを眺める時間が増えてきたことに気がついたら、なるべく手抜きをして、早めに就寝することを意識する。

疲れすぎないためには寝不足にならないこと、食生活に気をつけること。あえての運動はする余力はないけれど生活のなかで身体を動かすこと。そして無理をしないこと。

要は自分を取り戻しただけで、いままでも何度も繰り返してきたことだけど、でも今回はいつもより少し深い。その理由も自分ではわかっている。そんな転機の一週間。